自己紹介
家族の機嫌を伺いながら過ごした幼少期。
三十代になってもわたしの“顔色を伺う癖”は変わっていない。
今振り返ると、何かを決める時一番初めに考えるのは「それをすることで、母親の機嫌を損ねないか」ということだった。
意識的に行うのでなく反射のように、当たり前に判断の基準になっていた「母親に怒られないか」という視点。
それを改めて、他人の機嫌に左右されずちゃんと自分の思ったことを話して人と関わりたいと思った。
しかし母親と離れ自分を見つめ直す今でも、会社や友達などあらゆるコミュニティの中で周りに嫌われないように立ち回る思考の癖は抜けない。
わたしは自分の意見が言えない。
出来ません、が言えない。
相手がほしそうな答えを予測して発してしまう。
あたかも自分がそうしたいようなふりまでして。
相手を不機嫌にしたくないし、嫌われたくないし、何より 自分がどうしたいかわからないことが多いのもある。
ずっと自分がどう感じるかを判断の基準にしてこなかったわたしにとって、
その時 自分がどう感じているか、どうしたいのかは、一呼吸時間を置いて考えないとわからない。
(自分が感じていることを汲み取る回路が死んでいる、とわたしは思っている)
人の会話はあまりにスピーディーなので流れに乗って会話をしていると、わたしの思いとは切り離された聞こえのいい事がつるつると口から出ている。
だから、わたしは意識をしてアイメッセージを使う練習をしています。
アイ=I(わたし)
わたしはこういうのが好き!
わたしはこう思う!
わたしは自分の考えを文字に起こして形にして、出来れば誰かに見てもらって共感してもらいたいと思った。
そういう思いで始めたブログです。